2016年 10月 05日
着物警察 |
もたもたしていたら、すでに10月である
衣更である
涼しい???はずである
んがぁ!!! 暑い、熱い、あついのである
昨日は昼休みにちょこっと築地に買い出しにいったが
たかが30分歩いただけで真夏の体感
ああ、それなのに・・・衣更なのである
んでもって、この9月から10月の時期に
着物の達人の方々
解説すると・・・・・・
週に一度以上着物を着る人
ブログは8割方着物関連
つねに着物情報のアンテナを張れる人
着物をこよなく愛する人
そして・・・
季節の終わりには着物をメンテナンスに出せる財力のある人
↑これ重要
そのような先輩ブロガーの話題に上ってくるのが
「衣更」と「着物警察」というキーワードね
最初に見た時には大笑いしてしまった「着物警察」
なんでしょうかねーーーー
いるんだね~、こういう人たち
・・・・・っと他人事のようにつぶやいてみたが
よっく思い出してみたらいましたわ、似たようなおばちゃんが
はるかずっと昔ですが
知り合いの小説家(余談であるが、この方、おそらく
日本で唯一残っている江戸噺の作者さんである)の
お話しの会、噺家さんの発表会であるが
そこに着物で行ったとき
すぐ後ろの席でばあちゃん二人があーだこーだーと
その時は肌襦袢の襟が紅色のものを着ていて
それが後ろ襟から見えていたのね
それを目ざとく見つけて
「あら、やだよ、(肌)襦袢が赤いよ」
と二人で話していたの、聞こえよがしに
それからまだ50過ぎくらい(見た目もっと若かった)の
作家さんの知り合いというおねーさん
会の後に話しかけてきて
「肌襦袢が見えているのは、ブラジャー見せて
歩いているようなもんよ」と
初対面で意見された
確かにその時、あたしは傷ついたのだったっけ
後でそのじーちゃん作家に話したら
むちゃ怒ってたけど
っでね、そのあと、つらつら考えてみた
肌襦袢の役割っつうもんを
そもそも汗をかいた時、汗を吸収するように
上に着る絹の長襦袢をなるべく汚さないように
そのための肌襦袢でしょうが
アタシはそう解釈していて
肌襦袢の襟って、当然後ろ襟から覗くもんじゃないの??
出てていいんじゃないの
その襟まで引っ張って長襦袢に隠したら
長襦袢汚れちゃうんじゃ・・・
別に専門家に聞いたわけじゃないから
自分勝手な解釈だけど
それを全否定されたわけで
まあ、別にそれで着物が嫌いになったわけではないし
今度、そう言う人たちに遭遇したら逃げよう!って
そう思いなおしただけで
あとはどうってことないけど
でもやっぱり記憶の底にしっかり残るもんなのよね
ダチのかずね~さんは茶道をやっていて
すでに茶名も持っている人だから
その世界では、やはり10月の衣更は致し方ないけど
(これ提案、いわゆる表千家とか裏千家のトップが
この時代、10月はもう暑いから11月から衣更えに
しましょう!って共同声明を発表してくれたら
まだまだ暑いこの10月、みんな大汗かきながら
お茶会やらなくてすむのに ← 一応外野からのつぶやきね)
もうね、いいの、なんでも
汗かきさん(ちなみにワシもだす)は単衣でもいいし
長襦袢だけは一年を通して麻でもいいし
(そういえば、森光子さんも年中麻の襦袢、とか言っていたな)
冠婚葬祭だけきちんとすれば、あとはフレキシブルに
そして「着物警察」が近づいてきそうだったら
みんな、走って逃げるのよ!!!
かんざしを帯留めに加工してくださった
実物はもっと白っぽい
小さくて、控えめなところがお気に入り
この時期使わずしていつ使う????
私もこれからどんどん着たい(っと気持ちだけ)
by blog-jinjin201508
| 2016-10-05 11:46
| kimono